「アウルム…ありがとう、君のおかげで僕はまだ戦える…!」慶太郎は再び立ち上がり、仲間たちを守るために奮闘を続けた。
ラピスはエネルギー吸収の力を限界まで使い、スラも怪獣の注意を引き続けていた。部隊全員が一丸となり、怪獣の攻撃を防ぎながら反撃のチャンスを伺っていた。
そして、ついにその瞬間が訪れた。
「見つけた…!」ラピスが叫んだ。「怪獣の背中に、エネルギーの集中点がある!」
「そこが奴の弱点だ!」信也が叫ぶ。「全員、目標はあそこだ!」
慶太郎はアウルムと目を合わせた。「今こそ、全力を尽くす時だ!」
「妾の力を使え、慶太郎!」アウルムが強く頷く。



















