嘘が本当になるアプリ

大学生の翔太は、冗談をこよなく愛する明るい性格で、常に仲間を笑わせるのが得意だった。翔太の悪ふざけは周囲から愛されつつも、時には行き過ぎて友人から注意されることもあった。今年のエイプリルフールに向けて、翔太は「嘘が本当になるアプリ」という最高傑作の冗談ネタを用意していた。

エイプリルフール当日の夜、居酒屋で開かれた友人たちとの飲み会で、翔太は自信満々にスマホを取り出した。

「みんな、これ見てよ!嘘が現実になる超ヤバいアプリ作ったぜ!」

「また翔太のくだらないネタか?」

友人の一人、祐介が半笑いで突っ込む。

「信じてないだろ?じゃあ試しにやってみろよ」

祐介はノリでアプリを開き、適当に入力した。

「じゃあ、犬がしゃべるようになる!」

仲間たちは爆笑した。

「そりゃやばいな!犬が文句でも言い始めたらたまらんよ!」

その日は夜遅くまでくだらない嘘をアプリに打ち込み続けて騒いだ。

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