その砂漠の都市は「セリア」と呼ばれる場所で、異世界の交差点とも言われる大都市だった。ここには様々な異世界からの訪問者や商人、冒険者が集まっており、賑やかな市場や美しい建築物、さまざまな文化が融合した独特の雰囲気を持っていた。
セリアの中心には大きな宮殿があり、その宮殿の主、キング・アルサードはセリアを治める者として知られていた。彼は異世界の知識に詳しく、多くの訪問者からの情報を集め、異世界間の平和を守るための仕事をしていた。
美穂とカエデはセリアの市場でさまざまな物品を手に入れながら、この都市とその住民たちとの交流を深めていった。そんな中、美穂はある商人から「神獣の卵」を手に入れることになった。その卵からは神々しい光が放たれ、美穂はその卵が非常に特別なものであることを感じ取った。
一方、カエデは市場の片隅で不思議な老人に出会う。彼は「時間の守護者」と名乗り、カエデに未来のビジョンを見せてくれると言った。カエデはその言葉に興味を持ち、老人のもとで瞑想を始めた。
瞑想の中、カエデは未来のセリアが大きな危機に直面していることを知った。その危機の中心には、美穂が手に入れた「神獣の卵」が関与していることが分かった。
カエデはそのビジョンを美穂に話し、二人はセリアの未来を救うための行動を始めることを決意した。
