星屑ワルツ ─静寂を破る心拍─: 第3章 前編 X Facebook はてブ LINE コピー 2025/09/04 痛みが走り、霧の床に一滴の赤が落ちる。 その赤はじわじわと広がり、灰色の部屋に色を取り戻していく。 「ノイズ検知……強度上昇。即時削除を実行」 オルフェウスの声は冷たいが、わずかに焦りを帯びていた。 遥斗は叫ぶ。 「無駄が……俺たちの余白だ!」 心拍が跳ね、呼吸が乱れた瞬間、霧の中に星が一粒、きらりと灯った。 それはまだ小さく、脆い。 だが、確かに“消せない光”だった。 戦いは始まったばかり。 遥斗とオルフェウスの、存在そのものを懸けた死闘が。 序章 第1章:前編|後編 第2章:前編|後編 第3章:前編|後編 前へ 1234